20150510 T池 シャッドパターンの確認2015/05/10 21:45

Data
[天気] 晴れ
[最低最高気温] 17度/23度
[潮汐] 小潮
[日の出/日の入] 4:54/18:45
[前日の天気] 曇り 時々 小雨
[先週の天気] 好天

昨日のシャッドパターンの確立を再確認したくて夕方からT池へ。到着からしばらくは風速10m近い暴風。風上へのキャストが不可能なほどの状況だったが、水が動いて淀みが幾分改善したように見える。日没とともに風は多少弱まったが、それでも5mはありそうだった。

Fish#1
[ルアー] O.S.P ハイカットF T.Nサイトスペシャル
[アクション] カナダモの上っ面をポンプリトリーブ
[時刻] 19:01
[気温] 17度
[水温] 22度
[風] 西南西の風 10~5m
[場所] 北東奥の南側ワンド出口の蓮カバー脇
最初、昨日の夕まずめと同様に中央首部を北岸からハイカットFで攻めてもアタらないので、風の影響で食性が変化した可能性も考えスーパースポットC25、Bカスタム1/2に加えてダイビングキラーBも試したが雰囲気なし。夕まずめに、多少なりとも風当たりの弱い南岸へ移動。北東奥の南側ワンドの入口にあたる岬から、ハイカットFをワンド入口の蓮カバーの沖へキャストし、昨日の要領でポンプリトリーブした。一度、ルアーが足下まで戻って回収を始めた時に不意に魚の重みを感じたがショートバイト。その約10分後、今度は蓮を過ぎてすぐの辺りでこの34cmがヒットした。カナダモに根掛かりしたのだと思って外しに掛かったところ、首を振られて初めて魚が喰っていることに気付いた。喰ったままじっとしていたのか、根掛かりが外れた拍子にバイトしたのかは不明。釣れ方はともかく、今日も2バイトあり、しかも昨日とは別の地点なのだから、ひとつのパターンとして成立したと言って間違いはない。

20150509 T池 反射喰いからグルメパターンに変化2015/05/09 21:14

Data
[天気] 曇り 時々 小雨
[最低最高気温] 18度/22度
[潮汐] 中潮
[日の出/日の入] 4:55/18:44
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 好天

午後から釣行。池に春が訪れてからM-1インスパイアミノーのトゥイッチやFlat 95Fのジャークが効いていた。しかし、5月5日、それらに魚が全く反応しなくなる一方、近くで他の釣り人がストレート系ワームのライトダウンショットでカナダモの上をネチネチやって3匹上げていた。早春のリアクション喰いから、餌を選んで食欲で口に入れるグルメパターンに変化していることが窺えた。そこで今日は、普段あまり持ち出さないスピニングのMLタックルを戦陣に加え、シャッドを本命と位置づけた。案の定、M-1、Flat 95Fには全く反応なし。スーパースポットC25、クリスタルS 3/8、スイングインパクトファット4.8inのスイミングも不発。友人はステルスペッパーのステディリトリーブで4連発し、予測を裏付けた。彼がステルスペッパーで釣る時というのは、たいてい他の釣り人達がワームで釣果を上げる時だった。

Fish#1/#2
[ルアー] O.S.P ハイカットF T.Nサイトスペシャル
[アクション] カナダモの上っ面をポンプリトリーブ
[時刻] 19:10/19:20
[気温] 20度?
[水温] 22度
[風] 西の風 1m~無風
[場所] 中央首部。北東奥から伸びるカナダモ帯
入漁後ずっといつもの北東奥に陣取っていろいろ試していたがダメで、夕まずめ終盤に北岸へ移動。移動して間もなく、本命のハイカットFで立て続けにヒットした。カナダモ帯はそろそろボリュームを増しつつあるようで、水面までの空きは1mくらいだろうか。サスペンドのソウルシャッドでは藻に突っ込みすぎると考えてのハイカットF起用だった。ロッドを10時から11時方向へ糸フケ反動をつけずに持ち上げ、竿を戻しながら素早くスラックを取り、また持ち上げる、を繰り返す。感覚的には、ルアーが少しだけ潜りながら「スプルプッ」と20~30cm刻みで前進しているイメージ。ルアーが停まっている時あるいは次の動き出しで喰ったようだ。ポーズは意識的に入れるのではなく、竿を戻してラインスラックを取るその瞬間が自ずとポーズになる、という心積もりでなるべく連続的に動作を付けた。リアクション系の急激な動きにならないように心掛けたことが今日のバスの捕食パターンにマッチしたのではないだろうか。

スプールベアリングリムーバー でけた!2015/05/07 23:13

ご存知のようにAbuのベイトリールのスプールは3つのベアリングで保持されている。スプールシャフトに組み付いている真ん中のやつ(5x11x4mm)は、圧入されているスプールシャフトピンを抜かないと取れない。度々ベアリングを外してオイルリフレッシュをしたい者としては面倒くさい仕様だ。今まで何度か、バイス(万力)を使って抜き差ししたが、嫌な汗をかき心臓に良くない。もちろん、あの道具(正しくはスプールシャフトピンリムーバーと言うべきだと常々思う-まあいいか)を買えば済むことなのだが、うちにはバイスがある。10年以上前に2千円くらいで買ったバイスで、いろいろと役に立ってきてくれた。対してアレはシャフトピンを抜くのにしか使えない。そんなものに3千円を支払うことにどうしてもひっかかりが取り払えない。安直に逃げるのは容易いが、それじゃぁただの思考停止だ。なんとか工夫して自作できないものかと、しばらくあれこれ思案していた。

試しにネットで万力を検索してみた。本職用のバイスでは、口金が交換できるものがあって、アルミ製の口金を対象物に合わせて加工して使うのが当たり前なのか。ふーん、こっちは廉価品にも使える簡易型の口金アタッチメントか - マグネットでくっつけるみたいだな - マグネット...これだ! 知らず知らずのうちに3千円のアレの形状にばかり囚われていた自分に気付く。

百均をウロウロして、脳裏に浮かんだイメージに近い品が見つかった。マグネットピンというやつだ。
アクリル製のようにも見えるが、モールドで作られたヤワな透明ポリスチレン製。よーく見ると素材が中までしっかり詰まっておらず、つまみの中心軸方向に細長い1本のスが入っている。ドリルでセンターに穴を掘る構想だったが、この空洞がそのまま利用できるかもしれない。10本中3本くらいは、気泡の偏りの少ない使えるやつがあるだろう。底辺の直径は1cmほどだが、ネオジムマグネットは意外とちんけで直径5mmほど - これも却って好都合だ。大きすぎるとスプールやベアリングと干渉してしまう。

で、最初に作ってみたのがコレ。つまみの先端のボール状部分を切り落とし、スプールシャフトの丸みに沿うよう切り口に丸棒ヤスリでU字溝を掘った。底辺は、手前に来る側をマグネットぎりぎりで削ぎ落とした。
つまみセンターの気泡は底の磁石まで達しており、穴の径もちょうどシャフトピンが通る太さ。お陰でドリルでの穴繰りは不要だった。これはいいぞ。さて、ピンは最初の滑り出しが一番固い。ぐいっ、ぐいっ、ビシッ。マグネットピンのプラスチックに亀裂が! やっぱり強度不足か。次行ってみよう。策はある。今まで万力でやる時に使っていたアルミカラーにひと工夫しよう。

[用意したもの] マグネットピン以外全部ありもの。
- 1.5mm厚のアルミ板。地デジのアンテナを作って遊んだ時の切れ端。
- ゴムマグネットシール。「水漏れ修理」の宣伝で郵便受けに放り込まれていたやつ。
- アルミカラー。ミニッツレーサー(ラジコン)で昔遊んでいた時に買った外径4mm x 内径2mm x 長さ7mmのもの。
- マグネットピン 1個。
- スプールシャフトピン 1本。ALTはDeez Kitのスプールに交換してあるので、ノーマルスプールが宝箱にしまってあった。そいつから、上記のアルミカラーを両面テープで直接バイスに貼るといういつもの危なっかしいやり方で冷や汗をかきながら外した。ちなみに、今日ちょうど予備用に純正品を釣具屋に注文してきたところ。じゅうたんに落としたら一発で見失いそうなこんな棒っきれが1本200円もする。アレのメーカーが出している社外品の方が安いくらいだが、あんなイボイボのついた棒なんかイレたらイヤーンこわれちゃうー、とシャフトが悲鳴を上げそうで触手が伸びない。
- 接着剤。自分は2液性のエポキシ接着剤を使った。

[作り方]
メス側治具
1. アルミ板を適当な大きさにカットし、バイスで挟んで口金の上面に合わせて曲げて支え屋根を形成。
2. ゴムマグネットシートを適当な大きさにカットし、1の垂直面の裏側に接着剤で固定。
3. アルミカラーの先端に丸棒ヤスリでU字溝を切る。
4. 3を1に接着剤でくっつける。アルミ板やバイスがスプールやベアリングと干渉しないよう、アルミ板の手前の縁ぎりぎりに付けるのがミソ。

オス側治具(ピン押し)
1. マグネットピンのつまみを適当な長さで切り落とす。スプールシャフトピンを差し込んでみて、2.5~3mm突き出るのがベスト。
2. マグネットピンの底辺の、手前に来る側をマグネットぎりぎりで平らに削ぎ落とす。
3. マグネットピン軸の貫通気泡に、スプールシャフトピンを太い方を底にして差し込む。マグネットがウマいこと底から引っ張ってくれるので不意に抜け落ちたりはしないが、ガタがあって安定しないのでこれも接着剤で留めた。
早速使ってみると、何の問題もなく、脂汗なしに、ALTとElite 7 のスプールシャフトピンが抜け、また差し込めた。やりぃ! 分かっていると思うが、オス側治具は、ピンを抜く作業のトドメのひと押し1~2mmに使うだけだ。シャフトピンの片端がシャフトと面イチになるまではメス側治具だけでやる。それと、万力はアレよりずっとパワーがある。ワームのアタリを聴く時のように、バイスハンドルを回す手に神経を集中して、抵抗の微妙な変化を感じ取らなければいけない。くれぐれもシャフトを潰すようなことのないように。

Enjoy ;-)

20150503 T池 夕まずめにM-1で坊主除け2015/05/03 21:16

Data
[天気] 薄曇り
[最低最高気温] 16度/24度
[潮汐] 大潮
[日の出/日の入] 5:01/18:39
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 好天

午後から。大潮初日で期待したのだが、ぱっとしない。昨日1匹ヒットしたダイビングキラーB2のカナダモ絡めをはじめ、スーパースポットC25、フラップスラップ、Flat95F、ハイピッチャー3/8のバズフォール、Bカスタム1/2、蓮パッチでのカットテール5inテキサス、全部ダメ。唯一、スーパースポットで魚に触れたような感触が1回あっただけ。坊主除けに、夕まずめの終わりがけにまたM-1に頼ってしまう。周辺の田圃の水引きが始まり、ツチガエルの合唱が徐々に賑やかになってきた。

Fish#1/#2/#3
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー ザッコ
[アクション] トゥイッチ&ディープトゥイッチ
[時刻] 18:36/18:55/19:05
[気温] 20度?
[風] 西の風 1m~2m
[場所] 北東奥カナダモ地帯オープンウォーター
トゥイッチ主体で、ディープトゥイッチは時々織り交ぜる程度。後続の2匹は暗すぎて写真撮れず。

20150502 T池2015/05/02 22:30

Data
[天気] 晴れ
[最低最高気温] 15度/28度
[潮汐] 大潮
[日の出/日の入] 5:02/18:39
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 好天

午後から開始。濁りは取れないが、水面の泡が消えないような酸欠っぽさはだいぶん改善している。M-1以外で釣ることが今日のテーマ。Fish#3の後、暗くなりかけた頃に蓮マットの隙間にカットテール5inの1/8ozシンカーテキサス(シンカーストッパーでほぼ固定)を放り込んで3シェイクx2アクション目でアタリがあったがすっぽ抜け。

Fish#1
[ルアー] バグリー ダイビングキラーB2 金バック白ベリー(全身ラメ)
[アクション] 中低速巻きでカナダモにからませ、軽く煽って外す、の繰り返し
[時刻] 14:30
[気温] 28度?
[風] 北東の風 1~2m
[場所] 中央首部。北東奥から伸びるカナダモ帯
スーパースポットをカナダモの中から喰い上げるここ最近の釣果から、藻の谷間にバスが潜んでいることはまず間違いない。真っ昼間ならなおさらだ。そこで、琵琶湖のような釣りをしてみる。北岸から、美味しいゾーンより遠くへキャストし、リトリーブして藻に当たったのを感じたら即テンションを抜きティップを2回ほど煽って外す、を繰り返す。外れた直後にブリっとアタリが来た。外しの煽りは極ショートストロークの軽く瞬間的なものが良いようだった。強すぎたり長すぎたりすると、ウォブルの強烈なダイビングキラーB2はエビってしまう。水位上昇によりカナダモ面までの水深は1m以上はあるようで、最初に試した霞クランクでは潜りきるまでに距離を食い過ぎだった。

Fish#2
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー ザッコ
[アクション] トゥイッチ&ディープトゥイッチ (ツン、ツン。ツン、ツン。。トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。。)
[時刻] 16:50
[気温] 22度?
[風] 北東の風 1m~ほぼ無風
[場所] 北東奥カナダモ地帯。左手蓮マット脇
いつも通り。やっぱりMyコンフィデンスルアー。

Fish#3
[ルアー] Flat 95F クラウン 上下に板オモリ1cmずつ
[アクション] ジャーク&シェイク的短ジャーク (ヌラ、ヌラ。。ヌラ、ヌラ。。カカカ、カカカ、カカカ。
[時刻] 17:29
[気温] 20度?
[風] 北東の風 1m~ほぼ無風
[場所] 北東奥カナダモ地帯。左手蓮マット脇
「カカカ。」のポーズ中にティップがグッと入った。ちゃんと取り込んだが撮影中にお帰りになった。この池にしてはグッドサイズの36cmだった--釣り人の法螺でなく。

20150501 T池2015/05/01 22:09

Data
[天気] 晴れ
[最低最高気温] 15度/26度
[潮汐] 中潮
[日の出/日の入] 5:03/18:38
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 好天

昼から。一昨日やった北岸では出なかったので、夕方からいつもの北東奥をトライ。しばらく必ず釣れていたスーパースポットC25は不発だった。

Fish#1
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー ザッコ
[アクション] ディープトゥイッチ&トゥイッチ (||:トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。。ツン、ツン。ツン、ツン。。:||)
[時刻] 16:05
[気温] 24度?
[風] 1m~無風
[場所] 北東奥カナダモ地帯。左手蓮マットぎりぎりに落として
いつものディープトゥイッチとショートトゥイッチで。

Fish#2
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー ザッコ
[アクション] ディープトゥイッチ&トゥイッチ (||:ツン、ツン。ツン、ツン。。トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。。:||)
[時刻] 16:14
[気温] 24度?
[風] 1m~無風
[場所] 北東奥カナダモ地帯オープンウォーター

20150429 T池とM池2015/04/29 21:44

Data
[天気] 薄曇り 時々 晴れ
[最低最高気温] 15度/23度
[潮汐] 若潮
[日の出/日の入] 5:05/18:36
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 概ね好天で特に後半は最高気温が例年を上回った

T池の環境は先週末と変わらず。濁り気味。蓮カバーはもう葉の赤みが取れつつありだいぶん隙間が少なくなってきた。珍しく日の出から釣り開始。昼食後は、すぐ南にあるM池を1時間ほど試し釣り。夕方またT池に戻り夕まずめまで粘ったがノーフィッシュ。ポッパーまで試したがまだ時季が早い様子。4匹ともすべてフロントフック掛かり。

Fish#1
[ルアー] コットンコーデル スーパースポットC25 ロイヤルシャッド
[アクション] カナダモの面に触れるか触れないかの低中速巻き
[時刻] 6:58
[気温] 16度?
[風] ほぼ無風
[場所] T池中央首部。北東奥から伸びるカナダモ帯の上
いつもの北東奥よりは水質の良いことを期待し、今回は北岸から立ち込む。対岸方向へキャストし、これまでよりは若干速い1秒にハンドル1回転程度でカナダモの上っ面を舐めるようにリトリーブ。巻き終わりまであと2mとなりルアーのピックアップに移ろうとした瞬間にグイと重くなった。追ってきていたのだろう。この数分前にも、やや東向きに投げて喰ったがバれた。

Fish#2/#3
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー ザッコ
[アクション] ディープトゥイッチ&トゥイッチ (||:トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。ツン、ツン。。:||)
[時刻] 7:32/7:44
[気温] 17度?
[風] ほぼ無風
[場所] T池中央首部。北東奥から伸びるカナダモ帯の上
Fish#1と同じ立ち位置から、Fish#2はやや東向き加減、Fish#3はほぼ真西向きにキャストし、深めを意識してジャーク主体とした。これまで「ジャーク」と書いてきたが、自分がM-1ミノーでやる「トゥル」動作はウォブルとロールをほとんど伴わず45度方面へスッとダッシュして停まるだけなので「ディープトゥイッチ」と表現した方が的確。Fish#3はほぼディープトゥイッチだけで釣った。

Fish#4
[ルアー] M-1 インスパイア ミノー マットチャート
[アクション] ディープトゥイッチ&トゥイッチ (||:トゥル。トゥル。。トゥル。トゥル。。ツン、ツン。。ツン、ツン。。:||)
[時刻] 13:27
[気温] 23度?
[風] ほぼ無風
[場所] M池。東奥の沈下石組みの切れ目
20cmに満たない子バス。不意に浮いてきて食らいついた。M池は、まだ寒い時季に野池探索で一度入ってみたきりで、バスがいるかどうかさえ疑問だった。今回入った時には、フロートボートで独り淡々と岸辺に向かってジグだかテキサスだかを打ち続ける先行者がいた。立ち込み可能なワンドでも少しやったが、自分の装備と腕ではウッドカバーをかいくぐって岸ぎりぎりまでルアーを送り込むのは無理でありポイントを荒らすだけと思い、ワンドからは早々に退散した。自分がコバッチを釣った少し後、フロートボートの御仁は遠目にも40オーバーと分かるバスを上げていた。

20150426 T池2015/04/26 21:37

Data
[天気] 晴れ
[最低最高気温] 13度/24度
[潮汐] 小潮
[日の出/日の入] 5:07/18:34
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 月曜のみ本降りの雨。以降は好天で平年並の暖かさ

山からの流れ込みのため昨日よりまた数センチ水位が増えている。水色は昨日よりさらに濁り気味。いろいろやったが釣果はこの1匹のみ。

Fish#1
[ルアー] コットンコーデル スーパースポットC25 ロイヤルシャッド
[アクション] カナダモの面に触れるか触れないかの低中速巻き
[時刻] 16:23
[気温] 21度?
[風] 西の風 1m
[場所] 北東奥のカナダモ地帯オープンウォーター
昨日と同じ場所、同じ戦法。珍しくフロントフック。巷の説が正しければ、下から喰い上げたということか。こういう釣り方のできるバイブレーションは今どきなかなかない。んー、しかし水が悪い。水面に泡ができるとなかなか消えない。同行した友人はマズメの帰り際に蓮きわの水深50~60cmの場所へソウルシャッドを投げて1匹(昨日もまったく同じ場所同じルアーでヒットしバラしている)。浅瀬で水温を測ってもらったらもう22度もある。

スプールBBオイルはこれに決まり! ケミシンオイル2015/04/26 00:47

まずお断りしておくが、自分は今のところ淡水の釣りしかしない。ソルトでこういうメンテをするとBBがもたないのかもしれない。

ノーマルベアリングの片面のシールドを外して、パーツクリーナーで油脂をすっかり除去したところへ、ベアリングオイルを一滴か半滴垂らす。オイルを行き渡らせるため、ベアリングをピンセットに刺して指先で回す。いきなり勢いよくブン回すとドライスタートとなって軌道やボールを傷めるので、最初の約10回転はぐっとこらえて羽根で撫でるが如くそろそろと回さなければいけない。馴染んだら勢いよく、しばし、滑らかな回転を味わう。ん~気持ちいい___これはこれで一種の変態かもしれない。

ベアリングオイルは、自分は今までYTフュージョン金の雫というやつを使ってきた。よく回り、雨に降られながら釣りをしてもオイルが乳化するようなこともなく、概ね満足していた。ただ、1日釣りをしたあとピンセットに刺してもう一度回してみると、前夜ほどの気持ちいい回転はもうない。財布にも優しくない。

で、ある日、変なことを思いついた。十数年前に入手したケミチューンというエンジンオイル添加剤が、物置に残っているのを思い出したのだ。昔おんぼろのランクル40に乗っていた頃、ディーゼルオイルにこいつをドーピングして、なんとか寿命を延ばした経験がある。ギアやシリンダが摩擦を受けるに従って、金属表面に硬質の被膜が出来るというシロモノで、おんぼろ車には間違いなく効果があった。その頃たまたま、発売元の日本ジープセンターが近所だったこともあり、よく遊びに行った。ジープやミリタリービークルの世界では有名なショップらしいが、半ば解体されたカーキやオリーブドラブの厳ついクルマが敷地内にごろごろしていて、社長もスタッフも独特で、変な店だったなぁ。そういえば、ヨンマルに乗っていると、同じヨンマルとすれ違う時に「あんたも苦労してまんなー」って感じで互いに合図を送ったりするんだよなー。懐かしいなぁ。

...話がずれた。現実に戻ろう。ごくプレーンな精製油に、ケミチューンを混ぜたらどうかと思ったのだ。さっそくホームセンターへ行き、エーゼットミシンオイル:100ml入り税込み204円を買ってきた。裏書きには「精製白色スピンドル油 JISマシン10相当」と書いてある。10相当というのは粘度のことで、ホームページで再確認するとISO VG10とある。一緒に買った70円のオイル差しに小分けして揺すってみると、色といいさらさら加減といい、スコーピオン付属のオイルと瓜二つだ。金の雫に比べれば少~しだけとろみが強い。添加剤の配合はケミチューンの推奨通り、ベースオイルのだいたい10%とする。

Revoエリート7から外したBBを改めてパーツクリーナーで洗浄してから、謹製ケミシンオイルを垂らす。いつものようにピンセットの先で回してみる。惰性で回る回数は金の雫とたいして変わらない。ん?なんだか、だんだんシャー音が小さくなってきたぞ。これはいいかもしれない。4台の愛用ベイトリールのうち、アルデバランにも同じように施して、検証のため、次の週末に1日(半日)、野池でブン投げてきた。帰宅後、4台のスプールベアリングをピンセットの先で回し比べたところ、なんと見事。今まで通りのやつは、できうる限りの勢いで弾いてもベアリングの玉が見えるほどのスピードで1回転半くらいしかしなくなっているのに対して、ケミシンオイルの方はまだ玉が見えない速さで回るのだ。それどころか、クリアランスの大きいAbu純正ベアリングは、付きもののシャー音がほとんど消えているではないか。早速、あとの2台もChem-chine化せずにはいられなかった。

しかしエンジン添加剤ってのも馬鹿高いからなぁ。600ml缶で1万円もする。リール用チューニングオイルとどっちが高いんだ? 換算してみよう。ありゃりゃ?
なんと、ケミシンオイルは10mlが44.4円で出来たのだった(AZミシンオイル実売ベース計算だと36.3円)。そもそも、高いと思っていた添加剤自体ですら、高級リールオイルに比べたら単価は1/12とか1/33なのか。そりゃの雫だの錬金術だのって名前ももっともだわな。ただ、クルマ用の添加剤だから小ボトルでさえ350mlもあり、一度に6000円を出費しなければならない。ケミシンオイルが3.5リッターも出来てしまう。とはいえ、仲間と共同購入できれば、これは面白い選択肢かもしれないぞ。

なお、無段式のワンウェイクラッチ(※)に、この種の添加剤入りオイルは厳禁だ。ワンウェイクラッチは、逆転方向でのニードル(ローラー)と外輪/内輪との金属抵抗によるクサビ効果こそが命だからだ。ケミシンオイルでアンチリバースが効かなくなったらそれこそ効果の証になるが、試してみる気はアリマセン。

※ メーカーによりインスタントアンチリバース(Abu)、インフィニットアンチリバース(ダイワ)、ローラークラッチ(シマノ)などと呼称が異なる。一昔前のスピニングリールで一般的だった、1周のうち決まった位置(8箇所とか)でしかアンチリバースの効かないやつは、機械の用語では「ラチェット」と呼び、「ワンウェイクラッチ」とは構造が全く異なる。

後日追記: オイル差しに入れっぱなしのケミシンオイルを10日間ほど観察しているが、分離・沈殿・濁りなどは全く発生していない。作った時の透き通った均一な薄琥珀色のままだ。この間、スプールペアリングへの再注油はあえて控え、計4日ほど釣りに行っているが、相変わらず回転は良好。樹脂製サイドカバーにシミができるなどの副作用も見られない。ケミチューンはアルコール系ではないので初めからあまり心配はしていなかったが。

追記#2: エンジンと違って、リールのベアリングは始終油に浸かっているわけではない。実験のため5釣行再注油なしで駆使したところ、Abu Worksのベアリングだけ変な音がし出した。コーティング剤入りオイルとはいえ、グリスレスにしたBBはやはり釣行3回に1度くらいはオイルを補給してやる必要がある。AbuのBB(Abu Worksも含め)はクリアランスが大きいので、特に致命傷になりやすい。

20150425 T池 今日は巻きもの2015/04/25 22:22

Data
[天気] 晴れ
[最低最高気温] 15度/24度
[潮汐] 小潮
[日の出/日の入] 5:08/18:33
[前日の天気] 晴れ
[先週の天気] 月曜のみ本降りの雨。以降は好天で平年並の暖かさ

月曜の雨でほぼ平常水位となり満水まであと20cmくらい。水はマーキーで、沈み藻群の存在がかろうじて分かる程度。14時頃から開始。夕まずめまでやったが先週あれほど当たったミノーが完全に不発。代わって巻物で2発。

Fish#1
[ルアー] コットンコーデル スーパースポットC25 ロイヤルシャッド
[アクション] カナダモの面に触れるか触れないかの低中速巻き
[時刻] 15:06
[気温] 22度?
[風] 西の風 3m
[場所] 北東奥のカナダモ地帯オープンウォーター
また同じ場所。水が増えた分、カナダモ帯と水面の間は先週より空いて70cmくらいあると想像。巻きスピードは5秒間にハンドル3回転程度、ティップの高さで調節しながらウィードベッドの上面にバイブレーションがぎりぎり当たらないという状態を意識した。テールフックが口の奥に掛かるしっかりした喰い。他にも2回ほど魚らしき感触があったが掛からず。こういうクラシックルアーで釣れてウレシイ。はい、まるりんの動画サイトの影響です。

Fish#2
[ルアー] Bカスタム タンデムウィロー 1/2 グリーンクリスタルF/Rシルバー
[アクション] カウント1秒で中高速ステディリトリーブ
[時刻] 15:56
[気温] 21度?
[風] 西の風 3m もろ逆風
[場所] 上と同じ場所
上記のバイブレーションでのアタリが遠のいたのでルアーローテーション。先々週、木に引っかけてロストした愛用ダブルウィローの補充で中古を物色した際に、ついでに買ったタンデムウィロー。このモデルでのフィッシュは確か初。他にも1回アタリらしきものがあったが、ノったのはこいつだけ。自分はこれまでの釣果から、中速以上の横っ走りはBカスタム(1/2oz)、中速以下はNoriesのクリスタルS、フォールの美しさはOSPのハイピッチャー(3/8oz)と勝手に決めつけている。